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初回「会長の時間」

 1年前の7月第1例会で、麻生会長が所信表明をされている光景を「1年後は自分があの場にいるんだなぁ」と、漠然とまるで他人事のように眺めていて、しかもその1年後は途方も無く長い長い年月をようするほど、遠い遠い未来の出来事のように思っていました。 しかし、その1年後が、今このとき現実のものとなっており、いよいよ1年が始まる!という緊張感と、会長職が本当に自分に務まるんだろうか!という不安な気持ちが交錯しています。このような心境の中での、初回「会長の時間」にしばらくお付き合いください。

 

 昨日は大村RCの第1例会へ新年度の挨拶のために、比良ガバナー補佐・浦田幹事と共に出席して参りました。ここ最近他クラブの例会へ伺ったことがなかったので、格式高い雰囲気とともに新鮮さも味わうことができました。

その例会の中で、個人的に記憶に残った点が2点ございました。

まず1点目は、好き嫌いのない自分が、唯一嫌いで食することが出来ない鶏肉料理「チキンステーキ」が昼食で出てきたこと。メインディッシュのステーキは隣席の幹事さんに差し上げて、白飯・サラダ・ポタージュスープだけを、噛み締めながら食べてきました。

2点目は、出席率発表の際に86%と告げられた時、例会場が大きくどよめきました。そのどよめきは、察するところ普段の例会時より格段に出席率が良かったことによるもので、決して残念などよめきではなかったと思いました。わが北RCクラブにおいて同じような出席率であれば、残念な気持ちになることはあっても、喜びのどよめきはあり得ないと思いました。

そのような些細なことかもしれない出来事を体験できたことも、自分にとっては大きな「学び」であり、やはり定期的な他クラブへの例会出席の必要性を感じました。

 

 一方、第1例会である本日は私にとってよい出来事が2つ!ありました。

まず1つ目は、昨日までの天気予報では、本日は強風を伴う大雨だったハズなのに、降るか降らない程度で収まっていることです。何とか幸先の悪いスタートではなかったようです。

そして2つ目は、この1年間、麻生会長の下で幹事として活躍はするものの、毎例会時の開会時刻ギリギリに滑り込むように出席されていた田崎くんが、ナント!本日は開会前に悠然と着席されている姿をみて、嬉しさがこみ上げてまいりました。

 本日は、正直に申しますと「所信表明」のことばかりに気をとられるあまり、この「会長の時間」のことが頭から抜け落ちてしまってて、準備不足ゆえに第1回目の「会長の時間」のスピーチとしては、大変拙い内容になってしまいました。

これも何卒ロータリーの「寛容の精神」でご容赦をいただくとともに、今年度1年間、このような私へ絶え間ないご指導ご鞭撻意をお願い申し上げて、新年度1回目の「会長の時間」を終わります。