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自分に正直でありたい

 本日の例会は、浦田親睦委員長の素晴らしい企画により、節目をお迎えになられた会員様を御祝いさせていただく企画例会です。

 

 喜寿(77歳)を迎えられた仲野君、嶋原君、傘寿(80歳)を迎えられた村岡君におかれましては、これからも益々お元気で、私たち後輩に暖かく、時には厳しくご指導をお願い致します。また、珍寿(95歳)をお迎になられました佐古PGは大正から令和まで経験され、ロータリーだけではなく人生においても貴重な存在であります。今後も佐古PGから様々な知識や所作を学ぼうと思っておりますので、お怪我やご病気にお気をつけてお過ごしください。改めてお年祝いを迎えられた会員様には心よりお祝いを申し上げますとともに、今後益々の御健勝を御祈念申し上げます。

 

 冒頭に本日の例会に遅刻をしたことをお詫び致します。先ほど18時よりパークベルズにて、大村工業高校ソフトボール部が3月に7度目となる全国制覇を達成された「優勝祝賀会」に出席をさせていただいておりました。園田市長をはじめ、ご来賓の皆様のご挨拶と松山校長と山口義男監督の謝辞だけを拝聴し、乾杯前に会場を出てまいりました。たまたまではありましたが、当クラブの北村タカトシ君が県議会議員としてご出席される予定でしたが、急遽外せない予定が入られましたので、永石辰巳君が代理をお勤めになり、私より遥かに偉い最前列のテーブルにいらっしゃいました。

 私の息子も大村工業高校ソフトボール部に在籍をしており、本日も登壇しておりましたが、実は昨年、腰痛とケガ、選手同士の人間関係もあったのでしょう。部活を辞めたいと思っていたそうですが、私に相談出来なかったため、妻に相談しておりました。私は妻に「相談があるなら自分の言葉で僕に言うように」と放っておりましたが、ある日息子が部活を辞めたいと相談してきました。理由を一通り聞きましたが、私が考えているような辞める理由ではありませんでした。ただ逃げとしか捉えられなかったわけです。

 将来社会人として自分の居場所がなかったら?上司から嫌われたら?お客様にクレームを言われたら仕事を辞めるのか?と問いました。ただ自分の人生だから自分で決めなさい。だが継続する事が大切で、責任ある行動や立ち振る舞いをしなかったら、いくら仕事や勉強が出来たとしても、周囲から信頼も魅力もない、親友もいない。つまらない人生になるのは間違いない。とだけ伝えました。結果なんとか頑張っているようです。息子にはソフトボールの技術面ではなく、山口義男監督の人を大切にする気持ちと感謝を自分の言葉でしっかり言葉で伝える姿勢を学んで欲しい。と思っているだけです。その結果が仲間意識が強いチームが組織され、強豪チームとして存在するのでしょう。

 

 話は変わりますが、私は連休前に運転免許を返納しました。緑内障により左目が失明したため、片目だけの視力で0.8はクリア出来ましたが、視野検査150°があと20°足らずにクリア出来ませんでした。眼科の視野検査と違い、試験場の検査機械は簡易的なもので、いくらでも誤魔化されたのですが、自分に厳しく、正直にありたいと思い、勇気を出して返納しました。試験場の方曰く、今後の治療法により視力が回復するかもしれないので、診断書があれば3年間有効で、視野検査に合格すれば、その時点で免許を交付できますよ。と言われましたが、そうなると運転免許経歴書が発行できないため、返納を決断をしました。

息子に意見する前に自身の姿勢を正すことが大人として、親として重要だと考えますがやはり悔しくもあり不便でなりません。18歳からこれまで、免許取り立ての時のシートベルトで違反した以来、違反もなく無事故でこられた事を誇りに、知識や教養はありませんが、馬鹿が付くぐらい自分に厳しく、素直でありたいと思います。

 よって今後も会員の皆様にご迷惑をお掛けすると思いますが、どうか宜しくお願い申し上げます。