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大村工業高等学校インターアクトクラブ

 今週日曜日の午後、用があり自宅からアーケードを目指し歩いていると「おーい、麻生君」と呼ばれ、ふと見るとメンバーの仲野君でした。店舗の中から表まで出てきていただき「どこ行くと?」と声をかけてもらったことで、不思議と気持ちが明るくなりました。

本日のロータリーソングでも、どこで会っても・・・とあるように、先輩がスーツ姿でお仕事をされているのを見て、私も頑張らないと!と思い、用を済ませた後、溜まっている仕事を片付けました。これも実践だなぁ。と思った出来事でした。仲野君、有難うございました。

 

さて先週のことですが、18歳にして水泳界の日本記録保持者である池江璃花子選手が白血病であることを告白され国民が騒然となりました。各界からも応援メッセージやコメントをされているようですが、桜田義孝五輪担当大臣の「がっかりした」発言は今国会で野党議員から追求をされております。しかし桜田大臣のコメントを最初から最後まで聞いておりますと、私には全く違和感なく思えます。

一部分を切り取った発言をマスコミが大きく報道し、このような騒ぎに至ったのでしょう。確かにもう少し適切な言葉だったら良かったと思いますが、最近このような切り取り発言を話題にし、報道することが多々あります。

もっとニュースで伝えなければいけないこともあるでしょうし、国会では野党議員から追い込まれたり、総理の任命責任を追求されたりと、国会の無駄な時間だとまさに「がっかり」します。今日本が抱えている幾つもの難題や問題に目を向け、そこに時間を費やしていただきたい。と個人的に思います。

切り取り報道に限らずですが、周囲に惑わされる事なく真実かどうかを自ら切り開くことが大切でしょう。

 

本日は長崎県立大村工業高等学校より、古賀徳文副校長、瀬崎秀三先生、インターアクト(IAC)生の竹谷君にご来訪いただいての例会です。

昨年7月、松山校長先生に会長就任の御挨拶と、IACへの御理解をいただくため、指方青少年奉仕委員長と二人で伺いました。その際もお伝えした通り、ここ2年半ほど我がクラブと大村工業IACとの交流がなくなったのも、私の不徳の致すところだと反省しております。大村工業高校のIACの歴史は、今年で56年となる歴史と伝統があるのは皆様もご存知のとおりです。また本日の5分間情報は佐古パストガバナーにお願いし、IACの設立の背景や設立当初の事をお話いただきます。IACは地区内57クラブのうち、21校(一昨年佐世保高専が設立)のIACがありますが、2009年~2015年までの大村工業IACの活動や活躍は地区内で一番活発だったと思います。以前は毎月第3金曜日の16時からIACの例会と決まっており、インターアクトソングと4つのテストの唱和から始まり、活動報告や予定を発表する、まさに生徒自ら自己研鑽に励んでおられました。私たちロータリアン数名も毎回参加させていただき生徒さんたちと交流をし、ともに2740地区の研修会や年次大会に参加するたび、大村工業の生徒が他校の生徒さんを代表し、率先してリーダーを務めておられた姿勢に本当に感動させられました。

社会人としてどういった目標と人間性を目指すか。これから責任をどう取るか。より良い人間関係を築くにはどうすればいいか?を企業や地域を代表する我々ロータリアンが、なるべく傍でアドバイスすることがこのクラブ活動の魅力だと言えるでしょう。

 

時代や環境は子どもたちに大きな影響を与えます。大人として多方面から物事を見られる観察力や洞察力を身に付け、相手の立場を理解出来る精神面を鍛え、判断や決断が出来る行動力を培っていただくためにこのIACがあると認識しております。いつも時代は若者がつくり担っていくものです。私たちがこれまで学んできた経験をしっかり伝えていくのがロータリアンとしての青少年奉仕活動なのです。

本日お越しいただいた竹谷 空君は進学されるとの事ですが、ロータリークラブとIACの共通の精神は、「4つのテスト」です。これまでの経験や先生方に学んだ事、IACの活動で得たことを活かし、4つのテストを実践し更に成長してくれると信じております。

 

 

最後になりますが、全卒業生の今後更なる御活躍と、大村工業高校並びにIACの益々の御繁栄を祈念申し上げ、会長の時間とさせていただきます。